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スイセンのつぼみが
膨らみました。
一番乗りまで、
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2012年04月09日

もうひとつの卒業式


 南相馬市の小学校の「もうひとつの卒業式」が開催された。原発事故の影響で、間借り校舎での卒業生は12人、残り42人は避難地の転校先で卒業した。

「古里の卒業証書が欲しい」

 避難している父母や児童の声に応え、保護者が企画した。特製の卒業証書には「共に学んだことを証する」と記されていた。

 息子も卒業式の2日後に開催された「原町高校、もうひとつの卒業式」に参加した。式後、やっと会えた旧友たちと母校を訪れ、校舎前で記念写真を撮った。

 被災地から甲子園へ出場した野球部の苦労・頑張りを伝えるニュースを見て、ついつい愚痴が出た。

「(野球を)続けられるだけで、羨ましいな」
「オレも、そう思う」

 間髪入れずに、息子が返した。その勢い(ツッコミ)に、「いまさら何を言うボケ親父」と頭をこずかれた。

 息子の卒業式を思い出した。担任から卒業証書を受け取り、卒業生一人ひとりが壇上で一言述べた。皆、厳しい現実を受け入れ、互いを気遣い、したたかに主役を演じていた。

 もしかしたら、被災地の若者は、既得権でゴネている大人たちを横目に、新しい時代へ第一歩を踏み出しているのかもしれない。そうだとしたら、彼らの後を追うのも面白い。彼らの邪魔をしないように・・・・

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[2012年]