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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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2019年02月25日

これから、「お金」はどうなるのかな?


 これから、[お金]はどうなるのかな?

 物理頭のシステム屋が、自問自答を繰り返す。そんな中で、面白い本(3冊)に出逢った。

お金の流れで読む日本と世界の未来』(ジム・ロジャーズ)は、統計力学の視点から、[お金]の未来を語る。大きく膨らんだ[現代のお金]は、何処へ向かうのかと。

「通貨」の正体』(浜矩子)は、量子力学の視点から、[お金]の未来を語る。そもそも、[お金]はどうして誕生したのか? そうだとしたら、[現代のお金]はどうなるのかと。

[お金]を観測する[尺度]は異なるが、共に「通貨[ユーロ]の限界」を予測する。[空間]で定義した[現代のお金]を、[時間]で推論した結果だ。

会計の世界史』(田中 靖治)は、[お金]を観測する[装置]に視点を置く。会計は、[資産]というモノサシで、[お金]を見える化した。[空間]での観測には成功するが、[時間]との折り合いがつかない。[資産]の大きさは、[時間]の定義で変わる。ゆえに、[お金]の大きさは、[時間]の定義で変わる。

 お金を[空間](所在や大きさ)で決めると、お金は[時間](流量や方向)で決められなくなる。お金の[位置]を決めると、お金の[運動量]が決まらない。お金の[運動量]を決めると、お金の[位置]が決まらない。

 さらに大きな変化が、会計に押し寄せる。現代の会計は、『お金を、[有形資産]に紐づけて、見える化』する。だが、経済は「モノからコトへ」と移っている。[お金]を映す鑑は、[有形資産]から[無形資産]へと移っている。

 いま私たちは、[現代のお金]から[未来のお金]への過度期を生きているのかもしれない。(そうだとすると)通貨[ユーロ]の限界は、[現代のお金]から[未来のお金]への過程の[偏微分]なのかもしれない。


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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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