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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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2022年05月30日

「ルール」を外れた欧州中銀


 あるシステム屋から教わった。

「日経新聞(5/30)によると、」
「欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が発した」
「事実上の利上げ宣言に強い懸念を示す、とのこと」

「問題は、」
「理事会の公表文や理事会後の総裁記者会見ではなく、」
「ECB の公式ページのブログに記載されたことだ」
「なぜ慌ててブログで情報を発信する必要があったのか」
「『一刻も早く表明したかったのではないか』とのこと」

「だが、唐突にブログを通して情報が提供されれば、」
「市場は新たな変数を抱え込むことになる」
「公表文や総裁会見以外の場で」
「重要情報が流される前例ができたことは、」
「今後の市場と中央銀行との対話を難しくする、とのこと」

「(いまの経済状況は)」
「利上げによるインフレ抑制と景気失速が紙一重の状態」
「ブログでの金融政策情報の緊急発信は、」
「市場を安定させるために有効な手法だと考えたのだろう」

「金融政策を決めるのは決定会合だけ」
「市場構造が複雑化し、」
「市場との対話が不可欠な時代に入っても、」
「金融政策運営に明確なルールが必要だ、とのこと」

「ここからが大事なことだ(だからよく聞け)」

「ECB が情報発信のアルゴリズム(手順の原則)を変えた」
「どうしてかな?」
「新聞社は時代の変化を認めつつも、懸念を示した」
「どうしてかな?」
「議論の前提が、市場という[場](統計力学)であり、」
「金利とか物価という[粒子](古典力学)ではない」
「どうしてかな?」


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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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