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ある個人投資家から教わった。
「日経新聞(11/12)によると、」
「中央銀行が金(ゴールド)の保有を増やしている」
「どの中央銀行が買ったのか不明の購入量も」
「異例の水準まで膨らんでいる、とのこと」
「 WGC の 11 月のリポートによると、」
「 7 〜 9 月期の中銀の購入から売却を引いた純購入量は、」
「前年同期の 4 倍を超える 399.3 t 」
「 1 〜 9 月の累計はすでにデータがある 1967 年以降、」
「単年での過去最高の純購入量を上回っている」
「購入した中銀として」
「トルコ( 31.2 t )やウズペキスタン( 26.1 t )、」
「インド( 17.5 t )などが特定されている」
「売却したのは」
「カザフスタンやアラブ首長国連邦が数 t 程度」
「判明した個別国の売買は約 90 t にとどまる」
「 399.3 t との間には約 300 t のズレがある、とのこと」
「中銀が金保有を増やし始めたのは、過去 10 年ほど」
「 2008 年のリーマン・ショックを機に」
「米国債などドル建て資産への信頼が揺らいだ」
「ドルに偏る外貨準備の分散のため」
「候補に挙がったのが金だった」
「金は流動性が高く、発行体が存在しない」
「ソブリンリスクが極めて低い『無国籍通貨』とされる」
「信用力の弱い新興国の中銀なども」
「金で資産保全を図るようになった、とのこと」
「ここからが大事なことだ(だからよく聞け)」
「『中央銀行が金保有量を急増』」
「『金 300 t の出所・行先が不明』」
「さて、この連立方程式から」
「お前は『近未来』をどう解くのかな?」
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塾 長
(ピカイチ先生) |
このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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