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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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【 スイカ 】

スイカの苗を、
植えました。
赤の大玉です。
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2025年05月05日

この国でそれでも生きていく人たちへ


 資産運用を始めた方から、「最初に読む本として良いモノありませんか?」とよく質問を受けます。自分の過去を振り返り、その切実さを実感します。そこで、毎月最初のコラムを『読書広場』とし、おすすめ本を紹介しています。


本の詳しい説明へ 【出版社】 講談社+α新書
【著者名】 森永 卓郎、森永 康平
【出版日】 2025年03月04日
【価 格】 900円(税別)
【対象者】 初心者 (・破・離)


『 日銀と財務省は
  これまでずっと経済政策を間違えてきた。
  失われた 30 年がその証拠であり、
  今後も間違いを続けるだろう。

  国家における【マクロ】の政策論では
  弱者を救う方策を考えるべきだが、
  企業や個人といった【ミクロ】の世界では
  資金力や物量の制約の下で、
  無駄を削減したり、
  競争を肯定したりするほうがうまくいく。

  ミクロでは合理性を追求するが、
  マクロでは弱者にセーフティネットを提供する。
  こうした社会ならみな安心して競争できるので、
  経済全体も順調に成長していくだろう。

  政策決定の場に企業経営者を呼べば、
  「自分の会社がもっと儲かる」
  という視点が政策に入り込んでしまう。
  「本来、社会の公平性を保つためにやるべき政策」を、
  「コストがかかる」「効率が悪い」
  などと言ってやめてしまうことも起きる。 』
             ([本文]より)

 なぜ政府は基本的な考え方から間違ってしまうのか?
 その理由として、【マクロとミクロの混同】を指摘する。
 ミクロの観点からは正解の行動が、
 マクロの観点からは不正解になる【合成の誤謬】を続けている。

 昔の政府は、
 マクロ経済学(マルクス経済学)を学び、
 【資本主義経済の限界】を知った上で、
 政府の役割を果たしていたのだが ・・・。


【参考】本文を深掘りするのに、以下の書籍が参考になりました。
  『マルクス「資本論」に成長のヒントを学ぶ
   (監修)斎藤 幸平、(マンガ)前山 三都里 (2022/02/10)


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 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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