■■■ これからが、面白い人生の始まりだ! ■■■


〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

ホ ー ム 職 員 室 学 習 室 実 験 室 図 書 室


職 員 室


はじめまして

今年の抱負

校外学習

生涯学習


コ ラ ム


おすすめ本





『生活経営セミナー』 のご案内へ

『無料メルマガ』 の登録へ

【企画・運営】
自立と創造のパートナー
ネクストライフ・コンサルティングのホームページへ

ネクストライフ・
コンサルティング




 庭のナスの収穫が始まった。週に1個のペースであるが、見て楽しみ、食べて楽しんでいる。隣のピーマンとトマトの実も、大きくなってきた。収穫が楽しみである。

2005年07月19日

税制調査会の報告


 6月に、税制調査会から「個人所得課税に関する論点整理」が公表された。テレビ・新聞・週刊誌のマスメディアは、サラリーマン増税と銘打って、特集を組んだ。1ヶ月が過ぎ、マスメディアの報道も下火となっている。

 今回の論点に含まれる、(1)給与所得控除の削減、(2)退職所得控除の削減、(3)一時所得の廃止、がサラリーマンを直撃する。このため、サラリーマン増税として騒がれた。

 しかし、これらは以前から漏れ聞かされていたモノで、今風に言えば「想定内」である。一方、「想定外」のモノとして「立証責任」があった。税務訴訟における立証責任は一般的に課税庁が負っている。しかし、今回の報告では、「納税者が自らの説明責任を果たすことが相応しい」とされた。つまり、帳簿の簡略化によるみなし経費を大幅に削減すべきとされた。サラリーマンのみなし経費である給与所得控除が削減されるのだから、至って当然である。

 これは、自営業や農家に対して大きな影響がある。今まで課税の捕捉が困難とされた農家への影響は特に大きい。みなし経費で節税をしていた自営業も影響が大きい。しかし、今回の改革案の方針である「不公平を是正し、公平・中立・簡素な税制を構築する」には、避けて通れない項目である。

 サラーリマンも、自営業も、農家も、帳簿付けが不可欠となる。つまり、みなし経費は大幅に削減され、キッチリと経費を計上していれば必要経費として認められる。帳簿付けは、全ての納税者にとって必須のスキルとなる。もちろん税金を沢山払いたい人は、今まで通りのままでいることもできる。二者択一、選ぶのは各個人である。

ピカイチ先生のプロフィールへ
塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
 メルマガ「ピカイチ生活経営便り」では、生活経営に役立つ情報をお届けします。


前へ   一覧へ  次へ
[2005年]