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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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 日曜日に芝刈をした。梅雨の晴間、真夏の様な暑い日であった。本来ならば、芝刈よりプール日和である。だが、芝の成長も勢いづき、放っておけない状況となっていた。4時間作業の後のビールは格別であった。

2005年07月11日

ロンドンの同時多発テロ


 ロンドンで同時多発テロが起きた。2012年のオリピック開催地決定の歓喜も、一夜で一転した。「ロンドン地下鉄で爆発」の速報と同時に、為替市場も即反応を始めた。英ポンドは急落した。

 私ごとだが、これを機にポンドを買い増した。「人の不幸に乗じて心痛まないのか」という意見もある。私に言わせると、「批判する人に限って、何もしない人が多い」となる。

 街頭での募金活動には、積極的に寄付することにしている。子どもにも、ニュースで大きく取り上げられた災害や事件については、寄付を勧める。もちろん、このときの寄付金は自分のお小遣いから出すことになる。少額だが、子どもの収入に占める比率は甚大である。当然、自分の欲しいものを思い浮かべ、ひどく悩む。最後の決断は、本人に委ねることとなる。

 さて、ポンドの買い増しに話は戻る。ポンドを買うことは、英国に投資することにもなる。つまり、間接的に英国人に投資したことになる。同時多発テロにより英国の業績が不安定となり、多くの投資資金が逃げ出した結果、ポンドが安くなった。テロという卑劣な行為により、英国人は多くの被害を受けた。今、私ができることとすれば、英国人への投資資金を増やし、間接的ながら英国人を応援することである。

 資産運用で大切なことは、「どう考え」「どう実行したか」というプロセスである。儲かる儲からないは結果であり、予測できないものを追う必要はない。また、実行を伴わない批判は時間の無駄である。

 英国人は立ち直り、ポンド高という形で恩返ししてくれると、私は確信している。日本の改革が遅遅として進まなかった場合、ポンド高(正確には円安)という形で恩返ししてくれるかもしれない。「ギブ・アンド・ギブン(give and given)」である。

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 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2005年]