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 庭のモミジが真っ赤に紅葉した。我家の紅葉も最終ランナーにバトンが渡った。

2005年11月28日

豊かさの二極化が急進


 平成17年度「家計の金融資産に関する世論調査」が金融広報中央委員会より公表された。

 貯蓄や投資信託などの金融資産を全く持たない世帯(無貯蓄世帯)の割合が23.8%となり、前年度より0.9ポイント増加した。無貯蓄世帯の割合は、10年前(1995年)の7.9%から毎年増加している。

 1世帯あたりの金融資産の残高は1,085万円となり、昨年の1,398万円から急落した。ここ5年間1,400〜1,450万円でほぼ横ばいであったが、今年は約300万円ダウンした。

 一方、個人の金融資産の総額は今年9月に1,433兆円を超え、過去最高となっている。無貯蓄世帯の割合が急増する中、金融資産を持つ世帯の資産残高は増えている。

 一億総中流家計、経済成長の恩恵を国民全体で分かち合った結果である。暮らしは豊かになったが、結果平等という依存心が我々の深層心理や教育システムに蔓延した。

 日本は資本主義社会である。資本主義の本質は、競争社会である。機会平等、結果は自己責任の社会である。この原理原則を無視、あるいは気づかぬ振りして毎日を過ごすわけにはいかない。

 豊かさの二極化が急進した。今後も加速するだろう。私の目標は、上流階層ではない。下流階層に落ちる気もさらさらない。二極化が進む中、中流階層を維持することが目標である。

 中流階層を維持するにも、競争がある。誰との競争か? 社会環境の変化との競争である。

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2005年]