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 庭のシラカバとヤマボウシの葉がなくなった。ならばと、ドウダンツツジとナツツバキの葉が、真っ赤に染まった。

2005年11月21日

TBS vs. 楽天


 TBSと楽天との攻防が続いている。週刊誌やワイドショーでは事面白く演出し、巷の話題性を高めている。

 個人的には、これらのマスコミ記事には興味がない。しかし、マスコミの公共性の欠如と、マウスコミに踊らされる人の反応には、とても興味がある。

 ある新聞記者の主張が目に留まった。TBSと楽天との攻防は、簿価評価体制と時価評価体制の攻防である、との意見である。

 TBSのROE(株主資本利益率)が20%とした場合、本質は異なる。TBSが持つ資産は、現在価値で10倍になっているとすれば、時価ベースのROEは2%に低下する。

 楽天としては、TBSの経営は非効率的であると評価している。株主の立場として、経営陣の責任追及は当然の権利である。

 フジテレビとライブドアとの攻防でも、世代間の攻防を感じた。既得権益と改革邁進との攻防である。郵政民営化、国の特別会計の削減でも同様の攻防が見える。

 世代間の攻防は、散在する制度疲労の結果である。その実態がいろいろな側面から世間にさらされ始めた。

 制度が変われば、社会も変わる。徐々に加速度を増し、社会の転換期に近づいていると感じている。

 問題の本質が分かれば、問題は80%解決したも同然である。社会という大きな組織が対象の場合には、問題の本質が関係者で共有できれば、問題は80%解決したことになる。

 問題意識の共有化は、着々と進んでいる。日本も捨てたものではない。準備を怠らぬようにと、自分に言い聞かせた。

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 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2005年]