|
職 員 室
はじめまして
今年の抱負
校外学習
生涯学習
コ ラ ム
おすすめ本
【企画・運営】
自立と創造のパートナー
ネクストライフ・
コンサルティング
|
|
近所でカッコウが鳴いている。街中では、仲間も少なく、相手を探すのも大変だろうに。いや、ライバルが少ない分、もしかして・・・・
消費者金融の貸出金利が問題となっている。出資法の上限金利(年29.2%)と利息制限法(年15〜20%)の間のいわゆる「グレーゾーン金利」を、金融庁が廃止する方針を出した。
現在、消費者金融でお金を借りると、大方の人が年27%〜29%となる。なんと、預金金利0.002%の10,000倍以上である。
消費者金融の業界は、出資法の上限金利(年29.2%)に統一すべきと主張している。既存事業として多くの既存客がおり、金利引下げはそのまま収益に大きな影響を及ぼすため、既得権益団体の主張として当然である。
こんな中、JR東日本がクレジットカード「ビューカード」のキャッシング利率を7月から現行の年28.2%から年18.0%に引き下げる。後発の「ビューカード」としては、守る既得権もなく時代を先取りできる。「Suica」の拡張性から見れば、キャッシングによる収益は多くの収益源のひとつに過ぎない。ひとつの収益源で臨戦する消費者金融とは立場も異なる。
既得権を守るのは、困難な時代となった。多くの場合、既得権は同業他社(競合相手)ではなく第三の企業や技術によって、一瞬に無力なモノに変えられる。われわれの雇用関係も然り。われわれのビジネスの収益源も然りである。
こんな時代を生きるのに大切なのは、何か?
社会の変化を受け入れ、その流れに遅れないことである。既得権は守るべきものではない。時が来たら潔く手放すべきものであり、その準備をして置くことが大切である。
|
塾 長
(ピカイチ先生) |
このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
メルマガ「ピカイチ生活経営便り」では、生活経営に役立つ情報をお届けします。
|
|