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【 デコポン 】

デコポンの苗木が冬を越した。
食後のタネから芽を出した苗木である。
ホトドギスの泣き声を聞きながら、
気持ち良さそうに日向ぼっこしている。
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2007年03月26日

家計の金融資産過去最高


 家計の金融資産が1,541兆円となり、3年連続で過去最高を更新した。前年より1.0%の増加である。景気拡大を背景に、家計の収入増加が要因とされている。

 内訳としては、投資信託が29.5%増、国債・財投債が20.3%増と大きく伸びた。一方、現預金は0.5%減少した。貯蓄から投資への流れが裏付けられたと、マスコミでは報じている。

 フロー(流れ)でみると、確かに貯蓄から投資への移動が進んでいる。しかし、ストック(貯え)でみると、この流れはまだまだ微小である。

 投資信託は66兆円、国債・財投債は32兆円。一方、現預金は779兆円、保険・年金は399兆円である。ストックでみると、家計資産の50%が現預金であり、26%が保険・年金である。つまり、家計資産の76%が預金や保険で寝ていることになる。

 国の借金も過去最高を更新し、国民一人当たり借金は652万円となった。わが家の隠れた借金は、家族4人で2,608万円となる。

 ストック管理の大切さが今一浸透しない。多くの方が目先のフロー管理に一喜一憂し、将来を考える時間をとらない。マスコミも視聴者受けを狙い、フローでのみ物事を面白おかしく語る。結果、フロー重視の考えがより強まり、将来を語れない人を養成している。

 ストック管理(資産運用)に大切なのは、未来への創造力である。この創造力が夢を描き、日々の満足感を生む。

「働く前に、人生を考えろ!」

 いつも自分に言い聞かせている言葉である。目先の収入に囚われずに、将来の資産形成を優先しろと!

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2007年]