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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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【 ボックスウッド 】

ボックスウッドの葉は、
淡い緑である。
冬のこ時期に、
新緑のように目を楽しませてくれる。
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2009年01月26日

カスタム化と標準化


 秋葉原の電気街で、電圧測定用のテスターとノートパソコン内臓用のハードディスクを購入した。

 携帯性の良いカード型テスタを探していると、店員が声を掛けてきた。「コレがいいよ! カード型で値段が一番安いのはコレ、機能も十分」と。

 私の要望を読みあてた一言に感動し、値引交渉も早々に購入を即決した。定価3,000円を消費税分150円の値引きで購入した。購入価格に割高感が残るが、購入を決断した行為には満足しいる。

 ハードディスクは格安専門店で購入した。値引交渉の余地はなく、表示された値引価格で、商品説明もなく購入した。購入価格は3,990円であった。お得な購入価格に満足したつもりが、時間が経つにつれ「もっと安く買えたのでは」と不安が膨らむ。

 カスタム化により付加価値を上げるサービス。標準化を徹底し価格競争を実現するサービス。モノがあふれる現在、商品に付加するサービスが2極化している。

 テスター販売員の対応からいろいろと考えた。私のどんな振る舞いから要望を読み取ったのか? 自分の行動を振返り、いろいろな気づきを得た。
 
 サービスには対価が必要である。逆に、対価の裏にはサービスが隠れている。考える機会を与えてくれた対価は、3,000円以上の価値があった。テスター販売員に大感謝である。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2009年]