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2009年08月31日

経済財政白書と所得の二極化


 平成21年版の経済財政白書を購入し、読み始めた。

 いま日本が直面する現実(問題・課題)について、統計データの分析をもとに、客観的にわかり易くく説明している。

「世帯の所得分布の変化」を見ると、所得の二極化が進んでいることがわかる。所得格差の拡大ではなく、二極化である。

 世帯の所得で見ると、年間100万〜300万円の低所得層が増加し、500万円以上の所得層が減少している。特に、700万〜800万円の所得層の低下が顕著である。

 結果、300万円以下の所得層と、1,000万円以上の所得層とに、二極化が進んでいる。

 ホリエモン時代の流行り文句でいえば、年間所得1,000万以上が勝ち組、1,000万円未満は負け組となる。

 わかり易さの一方、私たちには現実が納得し辛いところがある。受入れ難いと言ってもいい。

 客観(理性)的には、所得の二極化が進んでいることは理解できる。しかし、自分にとって不快なことは聴きたくない。だから、主観(感情)的には受入れられず、知らんぷりして問題を先送りする。

 いま私たちは大きな岐路に立っている。私たちが慣れ親しんだ社会システムが、変化の時代に適応できず、制度疲労・構造疲労をあちらこちらで露見し始めた。

 感情的には「なんで今更・・・」「私だけは・・・」など、いろいろと意見はある。しかし、社会はどんどん変化しており、問題解決の先送りや他人任せは許されない。

 ぜひ、「経済財政白書」を読まれることをお勧めする。いま私たちが直面する現実を受入れ、自立を目指す仲間が増えることを願っている。

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2009年]