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2011年01月17日

新内閣の発足


 菅新内閣が発足した。TPP加入と消費税値上の促進を本格化する布陣である。

 TPP加入と消費税値上のいずれについても、賛否両論がある。TPPに加入する理由、消費税を値上する理由、この説明に納得がいかないからだ。

 多くの議論は、TPPに加入した場合、または消費税を値上した場合の損得に終始している。しかし、この思考方法では、いま私たちが直面する現実を正しく把握できない。

 TPPに加入しなかった場合、つまり現状を維持した場合、日本の将来はどうなるのか?

 消費税を値上しなかった場合、つまり現状を維持した場合、日本の将来はどうなるのか?

 確かに、私たちにはTPPに加入しない選択肢もあるし、消費税を値上しない選択肢もある。日本の将来は、現在の選択で大きく変わる。

 私たちは、安定した生活を望む。できたらいままで通りに暮らしたいので、変化を嫌う。しかし、自然はそれを許さない。

 常に変化するのが自然であり、その中で生きるには変化への適応が求められる。ときには、大きな変化もあり、多くの痛手を負うこともある。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2011年]