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2011年01月31日

日本国債の格下げ


 スタンダード・アンド・プアーズによる日本国債の格付けが、「AA」から「AA-」に格下げされた。

 理由は、「大規模な財政再建策の実施が不可欠」だが、「民主党政権には一貫した戦略が欠けている」とのこと。

 いま、欧州各国の財政破綻が懸念されている。中国や日本の支援もあり、今月の国債入札はなんとか乗り越えた。しかし、来月以降も国債入札は続き、全部売れるのかと懸念は続く。

 今年は欧州だが、来年は日本と言われている。日本の場合、今年はなんとかなるが、来年は難しいだろうと・・・・。

 来年、大量の個人向け国債が満期となるので、この返済金も調達する必要がある。団塊世代の人口ピークが定年を迎えるので、社会保障の支出が激増し、収入が激減する。埋蔵金は使い果たしたので、臨時収入は期待できない。となると、国債発行額は激増する。

 こんな中、日本国債の保証料率(CDS)が上昇している。「海外ファンドが日本の財政破綻の可能性に賭け始めた」との指摘もある(1/22日本経済新聞より)。借金返済のやりくり案も示せない借金大国に、市場の一部は「もう借りられないよ」と言い始めている。

「政治は何をしていた」と国民の怒りも聞こえる。しかし、これまでの選択をしてきたのは私たち国民であり、その結果についても私たち国民が負うことになる。

 私たちは、不都合な日本の現実に向き合い、一日でも早く将来のある道へ方向転換する必要がある。家計としても、社会保障の一部低下や増税を前提にした経営へ一日も早く移行する必要がある。

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2011年]