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2012年03月19日

がれき受入問題と被災地の子供


 被災地のがれき受入に反対する人たちのニュース映像を見て、娘(中3)が言葉を発した。生気のない物静かな口調に、コトの深刻さを予感した。

「この人たち、どこの人?」

 もしかしたら、(娘は)大きなショックを受けたのかもしれない。そうだとすると、返す言葉がトラウマになるかもしれない。そうだとすると・・・・。 頭が、フル回転で返答を模索する。

「日本の人だよ」

 頭(理性)を無視して、体(感情)が勝手に言葉を発した。なぜ「日本人」でないのか? 自分でもわからない。

 私たち(被災者)は、震災により平時の日常を奪われた。ときに、平時の常識に基づく行動や言動が、異常時を活きる私たちを苦しめる。「日本人なら、わかるだろ」、と愚痴も言いたくなる。

 双葉町の町長が野田総理に直訴した言葉を思い出す。「私たちも国民(日本人)ですよね?」 日本人として震災を共有されない現実が、被災者の苦しみを増す。

「あの人たちは、どこの人?」
「(そして)私たちは、どこの人?」

 娘の言葉の本質は、「心の拠り所を失いたくない」という悲鳴かもしれない。それは、次世代の被災者(子供たち)の代弁かもしれない。

 加害者である現役世代の日本人として、次世代のために(自分は)いま何をすべきか? 自問自答を繰り返している。娘の言葉を、「この人たち」を「あの人たち」に変えぬように・・・・。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2012年]