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進まぬ除染作業と仕事の出発点
2012年06月18日


 4月16日に立入禁止が解除された南相馬市小高区の現状が、テレビで報道された。小高区は、国の責任で除染作業が実施されるが、一向に作業が始まらない。

 国の担当者の弁明は、「やるべきことはわかっているが、いろいろと障害があり、手続きが進まない」とのこと。

 課題はわかっている。正常時のルールが、異常時の緊急処置を妨げている。正常時の安全ルールが、異常時の安全を阻止している。よくあることである。

 一官僚の判断で、勝手なルール越脱が正当化・常態化されては困る。異常の中で必死に活きる当事者としては、悔しさを押し殺すしかない。

 官僚の上に立つ者が、超法規的な決断を下し、全責任を負わねば事は始まらない。国の担当者におかれては、超法規的な手続きを画策し、一刻も早く上申して欲しい。課題の分析が担当者の仕事ではない。課題の抽出は、仕事の出発点である。

 大飯原発の再稼働が決まった。原発事故被災者の声「結局、(私たちのことは、)ひとごとだったのですね」が印象に残った。私も同感である。

 だが、ここで思考を停止してはならない。被災した当時者が、いま直面する厳しい現実を、非当事者へ、非当事者のわかる言葉で、非当事者のわかる様に、伝えなければ何事も始まらない。残念ながら、現場の現実を伝えられるのは現場の人だけである。当事者のひとりとして、その責任を果たしたい。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2012年]