■■■ これからが、面白い人生の始まりだ! ■■■


〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

ホ ー ム 職 員 室 学 習 室 実 験 室 図 書 室


職 員 室


はじめまして

今年の抱負

校外学習

生涯学習


コ ラ ム


おすすめ本





『生活経営セミナー』 のご案内へ

『無料メルマガ』 の登録へ

【企画・運営】
自立と創造のパートナー
ネクストライフ・コンサルティングのホームページへ

ネクストライフ・
コンサルティング



【 スイセン 】

大雪で背伸びも一休み。
脇から仲間が、
次々に顔を出します。
原寸大の写真へ
わが家の四季ヘ
2016年01月18日

シリア難民と原発避難生活


 正月に、息子(大4年)が帰省した。テレビから繰り返し流れるシリア難民の姿を見ながら、息子に話しかけた。

「オレは、この人たちを『かわいそう』と思わない」
「(だが)『大変だな』と思う」

 間髪入れずに、息子が相槌を打つ。
「(オレも)同感!」

 原発事故により、わが家は避難生活を[経験]した。原発の爆発映像に死も覚悟した。身一つで、行先の当てのない避難生活は、[大変]だった。

 昨日までの日常を絶たれた私たちとって、昨日の延長で活きる日常は幻であった。私たちは、異国にタイムスリップした異邦人であった。言葉が通じない。同じ日本人なのに・・・・

 この機会に、私の想いを息子に伝えた。

「オレたちは、避難生活で厳しい現実を[経験]した」
「ある日突然、[大きく][変わる]という現実を[経験]した」
「活き続けるために、オレたちも[大きく][変わった]」
「あの[経験]を振り返る度に、[大変]だったと思い返す」

「お前は、シリア難民の映像を[大変]と解釈した」
「その解釈の前提には、お前の避難生活の[経験]がある」
「あの[経験]があるから、」
「(お前は)シリア難民を[自分事]として解釈した」

「(一方)避難生活の[経験]がない人の多くは、」
「[かわいそう]と解釈する」
「(残念ながら)[他人事]の解釈にとどまる」

「ここからが大事なことだ(だからよく聞け)」

「オレたちは、避難生活で、とても悔しい思いをした」
「(だが)あの[経験]から、多くのことを学んだ」
「多くの人に、支えられながらね」

「いま、世界は[大変]な時代だ」
「これから、身近の多くの人も[大変]に直面するだろう」
「そのときには、オレたちの[学び]を活かさねばならない」

「人は皆、それぞれに、できることが違う」
「『お互い様』だよ」

ピカイチ先生のプロフィールへ
塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
 メルマガ「ピカイチ生活経営便り」では、生活経営に役立つ情報をお届けします。


前へ   一覧へ  次へ
[2016年]