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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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【 虹 】

にわか雨の後、
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2017年06月12日

お付き合いするシステムを代える


 物置小屋が完成した。15年前に手作りしたミニログハウスと同じものだ。過去の失敗を反省し、よりわが家に似合うモノにした。見た目は変わらないが、機能性は先代と大きく異なる。

 収納方法を一変した。効率の[ものさし]を、[空間]から[時間]に代えた。「どれだけ多くを収納できるか」から「どれだけ作業を短縮できるか」に代えた。

 対策の実行には、優先順位が欠かせない。現場で実行できる対策には、限りがある。[やらない]ことに納得しなければ、[やる]ことに集中できない。

 優先順位を、「@ムリを無くす、Aムラを無くす、Bムダを無くす」とした。ものづくりの現場経験から学んだ智恵だ。

 収納方法について、最初に[安全]を考慮した。対策を実行した後の入出庫作業を思い描き、危険を察知した場合には「ダメなものはダメ」と自分に言い聞かせた。作業の[不安全さ]を無くすためだ。

 荷崩れや危険な作業態勢を回避するため、棚を3段にした。棚板の強度を確保するため、家の押入れの構造を真似た。押入れから多くのことを学んだ。

 次に考慮したのが、入庫作業のムラを無くすことだ。「これはどこに収納しようか」と考える時間を無くす。作業の[不安定さ]を無くすためだ。

 収納物の形状を意識している限り、置き場所を考えてしまう。(それならば)形状を統一させれば、考えなくなる。物置小屋への収納は、プラスチックの収納ケースに入れてから行うことにした。空間的な効率は落ちるが、「過度な最適化は禁物」と自分に言い聞かせた。

 次に考慮したのが、出庫作業のムダを無くすことだ。「○○はどこにあるのか」と考える時間を無くす。作業の[不確信さ]を無くすためだ。

 収納ケースを透明なものに統一し、中身のオープン化(見える化)をはかった。中身の詳細が必要な場合は、収納ケースの側面にラベル表示した。出庫作業では、考えずに、すぐに検索を始める。「(現場では)頭の前に、体を動かす」と自分に言い聞かせた。

 わが家では、いろいろな現場で[考え方]を入れ替えている。[考え方]を代え、[価値観]を代え、[生き方]を代える。[生き方]を代えれば、お付き合いするシステムも代える。わが家は、いま[時代の変わり目]を生きている。

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2017年]