■■■ これからが、面白い人生の始まりだ! ■■■


〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

ホ ー ム 職 員 室 学 習 室 実 験 室 図 書 室


職 員 室


はじめまして

今年の抱負

校外学習

生涯学習


コ ラ ム


おすすめ本





『生活経営セミナー』 のご案内へ

『無料メルマガ』 の登録へ

【企画・運営】
自立と創造のパートナー
ネクストライフ・コンサルティングのホームページへ

ネクストライフ・
コンサルティング



【 ミツバチ 】

ミツバチに、
ひまわりがご挨拶。
「遅れて御免」
原寸大の写真へ
わが家の四季ヘ
2017年09月11日

大震災で、「お金」について何を学んだかな?


 ある社長さんから教わった。

「東日本大震災で、[お金]について何を学んだかな?」

 スーパーでの出来事を思い出す。食糧買出しのため、徒歩で出かけた。震災の翌々日のことである。

 野外の駐車場の一角に、テーブルが並ぶ。その上に、商品が並ぶ。建物内は立入禁止。商品は食糧品のみ。品切れになる度に、店員が建物内へ商品を取りに行く。

 レジ機は使えない。会計はすべて手計算。商品を陳列する前に、店員が商品に値札を貼る。値段に端数はない。

「支払は現金のみです!」 店員が大声でアナウンスする。

 人間は、電子データを読めない。(だから)『非常時には、電子化された[通貨]は使えない!』 当たり前のことである。

「つり銭が足りません!」 店員が大声でアナウンスする。

 オニギリを買うのに、1万円札で「おつりは要りません」とは言えない。おつりをなくすため、商品を買い占めることもできない。(だから)『非常時には、高額の[紙幣]は使えない!』 当たり前のことである。

(結果として)『非常時には、硬貨の[お金]が必要となる!』 私たちは、当たり前のことを、当たり前に学んだ。

(ある社長さんが話を続ける。)

「万一への備えとして、五百円硬貨の備蓄が役立つ」
「非常時の[水]や[ガソリン]と同様にね」
「五百円硬貨の備蓄を続けているかな?」

「ここからが大事なことだ(だからよく聞け)」

「万一への備えでは、」
「[対策]よりも[歯止め]が大切だ」
「何事も、[始める]より[続ける]のが難しいからね」

「[続ける]には、暮らしの中に[仕掛け]が要る」
「[対策]を暮らしの[当たり前]にする、工夫が要る」

「[対策]は考えるもので、実行するものではない」
「[対策]を考え、[歯止め]を実行しろ」
「『仏造って魂入れろ』だ」

ピカイチ先生のプロフィールへ
塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
 メルマガ「ピカイチ生活経営便り」では、生活経営に役立つ情報をお届けします。


前へ   一覧へ  次へ
[2017年]