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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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2019年03月11日

伝えられなくなる現実


 ある震災体験者から教わった。

「首都直下型地震への備えを、テレビで紹介していた」

「首都圏で震災が発生したとき、帰宅困難者が多数出る」
「帰宅するときには、〇〇に注意して、□□するのがいい」
「CGを駆使した鮮明な映像で紹介する」

「(だが)自分は、この内容に現実味を感じない」

「震災時には、あちらこちらで、建物が崩壊するだろう」
「その現場では、」
「あちらこちらから、『助けて』という声が聞こえるだろう」
「救急車もレスキュー隊も、期待できないだろう」
「たまたま無傷の自分は、現場を立ち去れるだろうか?」

「犠牲者も多数出るだろう」
「警察や自衛隊だけでは、手に負えないだろう」
「自分は、彼ら彼女らを、放置できるのだろうか?」
「(事実)東日本大震災ときには、」
「多くの仲間が、津波の犠牲者を安置所にお連れした」

「東京震災記念堂には、関東大震災の絵がある」
「当時、現場で起きた現実を、考え、知ることができる」
「到底、写真や動画では公開できない悲惨な情景だ」

「(残念ながら)映像が鮮明になるほど、」
「伝えられなくなる現実が増えるようだ」
「テレビは、映像を鮮明にするほど、現実を遠ざける」
「私たちは、映像が鮮明になるほど、現実を考えなくなる」


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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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