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2019年12月16日

所得税は、どのように生まれたのかな?


 ある社長さんから教わった。

「所得税は、どのように生まれたのかな?」

「税金を取る側としては、」
「国民に納得してもらう必要がある」
「(そのため)説得する材料として、」
「税にあれこれ名前をつける。国民福祉税とかね」

「(だが)税金を取られる側から見れば、」
「税金は、所得課税、消費課税、資産課税の3種類しかない」

「世界で最初に所得税を導入した国はイギリスだ」
「それまでは、資産税と消費税の2つで国は賄っていた」

「所得に課税すると、国民の労働意欲を阻害する」
「消費活動や資産形成活動を弱め、経済活動全体を弱める」
「(このため)『所得税はタブー』と考えられていた」

「ナポレオン戦争が起きると、巨額の戦費が必要となった」
「(このため)」
「1799年、ピット首相は所得に対して10%課税した」
「(いわば)タブーに手を染めた」

「以来、イギリスでは戦争が始まると所得税が始まり、」
「戦争が終わると所得税は廃止させられた」

「政府は、財政需要の増大を理由に、」
「戦争が終わっても所得税の継続を主張したが、」
「国民は許さなかったからだ」

「(しかし)第二次世界大戦は違っていた」
「戦争が終わった後も、イギリスでは冷戦の緊張が続いた」
「(このため)所得税廃止のチャンスを失った」

「ここからだ大事なことだ(だからよく聞け)」

「日本では、明治20年に所得税が導入された」
「源泉徴収制度は、昭和15年に発令された」
「ナチス・ヒトラーの戦費調達法にならってね」


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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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