■■■ これからが、面白い人生の始まりだ! ■■■


〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

ホ ー ム 職 員 室 学 習 室 実 験 室 図 書 室


職 員 室


はじめまして

今年の抱負

校外学習

生涯学習


コ ラ ム


おすすめ本





『生活経営セミナー』 のご案内へ

『無料メルマガ』 の登録へ

【企画・運営】
自立と創造のパートナー
ネクストライフ・コンサルティングのホームページへ

ネクストライフ・
コンサルティング



【 ミツマタツツジ 】

ミツマタツツジが、
蕾を膨らませます。
日当たり良好。
原寸大の写真へ
わが家の四季ヘ
2020年02月24日

何秒経ったら、おかしいと思うかな?


 あるシステム屋から教わった。
 画面操作プログラムを、設計しているときである。

「画面操作は、人間とコンピューターとの間を取り持つ」
「(このため)人間の癖や能力に縛られるし、」
「(同時に)コンピューターの癖や能力にも縛られる」

「人間は、言葉で伝えた通りに動くとは限らない」
「人によって、解釈も異なるし、運動能力も異なるからね」
「(一方)コンピューターは、プログラムで伝えた通りに動く」
「忖度もないから、どんな些細なヌケも許されない」

「(さらに)人間は、飽きたり、疲れたりする」
「どんな単純作業も、誤りなく繰り返すことはできない」
「(一方)コンピューターは、繰り返し作業が得意だ」

「(ところで)」
「いまお前は、キーボードの[A]を押したとする」
「だが、画面には変化が現れない」
「いつまで待っても[A]が画面に現れない」
「さて、何秒待てるかな?」
「何秒経ったら、おかしい(失敗したかな)と思うかな?」

「多くの人が、2秒経つと、おかしいと思う」
「(だから)画面操作では、何らかの変化を、1秒以内に返す」
「(そうしないと)人間は、再度[A]を押すからね」
「(そうなれば)事態は、どんどん悪化するからね」

「ここからが大事なことだ(だからよく聞け)」

「1秒以内に応答するのは、『どんな場合にも』だ」
「『どんな場合にも』とは、『平均ではない』ので注意しろ」

「(巷では)性能を管理する指標として、よく平均が使われる」
「(だが)平均は、全体の傾向を視る道具だ」
「(だから)管理には役立つが、対応には不十分だ」

「画面操作の現場は、個別対応だ」
「『大方よし』『概ねよし』といった言葉は、通用しない」


ピカイチ先生のプロフィールへ
塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
 メルマガ「ピカイチ生活経営便り」では、生活経営に役立つ情報をお届けします。


前へ   一覧へ  次へ
[2020年]