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2020年08月10日

社会現象は、自然現象と異なる


 ある投資家から教わった。

「社会現象は、自然現象と異なる性質がある」
「社会現象は、人間の意識が大きく働くため、」
「原因と結果がフィードバック・ループとなっている」
「原因(参加者の見方)が、結果(事象の展開)に影響し、」
「さらに、」
「結果(事象の展開)が原因(参加者の見方)に影響を及ぼす」

「フィードバック・ループには、[負]と[正]とがある」
「負のフィードバックは、それが起こると、」
「現実に対する参加者の見方が、現実の状況に近づく」
「(一方)正のフィードバックは、両者の隔たりが拡大する」

「負のフィードバックは、自己修正的で、持続可能だ」
「外部から重大な変化がなければ、」
「参加者の見方が現実に向かって収斂していく」

「正のフィードバックは、発生すると、どんどん拡大する」
「(このため)正のフィードバックは、永続的ではない」
「参加者の見方が、どんどん現実から離れたものとなるからね」

「ここからが大事なことだ(だからよく聞け)」

「平時、私たちは、負のフィードバックの中で生きている」
「(だが)ときに、外部から重大な変化を受けると、」
「正のフィードバックが発生する」
「(そして)参加者の見方が、どんどん現実から離れていく」

「(だが)いずれ限界点に達する」
「現実からこれ以上遠ざかれないという地点でね」
「限界点まで到達すると、」
「今度は、逆方向への正のフィードバックが動き始める」
「(そして)平時の均衡点を大きく越えて、限界点に達する」

「(つまり)恐慌は、バブルの後に発生する」
「社会現象が自然現象と異なることを忘れるな」
「恐慌という社会現象は、」
「社会現象を自然現象と同一視した誤謬の産物でもあるからね」


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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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