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厚労省と新型インフルエンザ
官製パニックはこうして作られた! |
資産運用を始めた方から、「最初に読む本として良いモノありませんか?」とよく質問を受けます。自分の過去を振り返り、その切実さを実感します。そこで、毎月最初のコラムを『読書広場』とし、おすすめ本を紹介しています。
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【出版社】 講談社新書
【著者名】 木村 盛世
【出版日】 2009年12月
【価 格】 740円(税別)
【対象者】 中級者 (守・破・離) |
『 新型インフルエンザ騒動はまだまだ続いていますが、
本書を読んでくださった方には、
今回の騒動の原因が「行動計画」にあったことが
わかっていただけるでしょう。
なぜ誤った行動計画が作られたのかと言えば、
作成に携わった厚労省の医系技官たちが
公衆衛生学を理解していない素人集団だった
ことに尽きます。
いまのままで政府の対応が進んでゆけば、
新型インフルエンザが
さらに大きな社会のパニックを起こす
ことになるでしょう。 』(本文より)
いま日本社会は、新型コロナでパニック状態となっている。その原因と結果は、新型インフルエンザ騒動と変わらない。ただ、規模が格段に大きくなっている。
なぜ、ウイルスの国内侵入を阻止できないのか?
なぜ、コロナ用病床は不足するのか?
なぜ、日本でワクチンは作られないのか?
なぜ、日本人はマスクを過信するのか?
著者の巻末の言葉が身に染みる。
『 何よりもしなければならいことは、
新型インフルエンザ騒動を反省材料として、
日本の公衆衛生行政がどれだけ世界に遅れているかを
政府と国民が認識することです。 」
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塾 長
(ピカイチ先生) |
このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
メルマガ「ピカイチ生活経営便り」では、生活経営に役立つ情報をお届けします。
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