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わが家の四季ヘ |
原発事故当時から、わが家は、専門家の書籍に情報源を求めている。10年の節目に、原発事故関連の書籍を学び直した。新たに、いくつかの良書に出逢えた。
物理頭のシステム屋として、客観的に「正しい」と判断した情報源である。同時に、原発避難の当事者として、主観的に「本当のことだ」と判断した情報源である。
(コラム『震災から5年、わが身を振り返った記録集』を参照)
●『福島原発事故はなぜ起こったのか 政府事故調核心解説』
畑村 洋太郎(2013/04/20)
原発事故は、なぜ起きたのか? 大事故には、多くの伏線があった。しかし私たちは、それらを排除し続けた。結果は、起こるべくして起きた。
●『厚労省が国民を危険にさらす 放射能汚染を広げた罪と責任』
木村 盛世(2012/03/08)
避難生活からの帰還後も、精神的不安が重くのしかかる。ここでは、放射線被害は(風評被害ではなく)実害だ。だが、科学的根拠のない楽観主義に基づいていた政府は、パニックを起こした。発信される情報は支離滅裂で、何を信じていいのかわからない。
●『放射能のダブー』副島 隆彦(2011/11/05)
家族の命は、自分で守るしか手はない。パニックの中で、「自分で判断する」と覚悟を決める。東電・国・県・マスメディアが「安全だ」と繰り返すたびに、不安が増す。「(会議室の)意見はいらない。(現場の)生データを出せ」と叫び続けた。
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塾 長
(ピカイチ先生) |
このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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