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映画『FUKUSHIMA 50』を見た。現場(原発所長)と本店(対策室長)とのテレビ会議のシーンが印象に残った。
安定ヨウ素剤の服用について、現場は服用指示を要請する。だが、本店からの指示は、「委員会に判断を仰ぐから、まだ待て」だ。
原発所長は、「こんなことも、本店は判断できないのか!」「こっちは命を張ってるんだぞ!」と激怒し、会議マイクのスイッチを切る。
安定ヨウ素剤は、内部被曝に先立って服用することで、放射性ヨウ素が体内に取り込まれても甲状腺に蓄積するのを防ぐ。甲状腺の障害を防止するために、使用されるものである。
安定ヨウ素剤は、放射性ヨウ素を体内に取り込む前に服用しなければ意味がない。放射性ヨウ素が放出されそうなとき、またはその恐れがあると判断された時点で、服用指示されなければならない。
安定ヨウ素剤の服用指示に関する問題は、原発から 45キロ離れた三春町でも起きた。(『福島原発事故はなぜ起こったか 政府事故調核心解説』による)
三春町は、自らの判断で配布してあった安定ヨウ素剤の服用を町民に指示した。これに対して福島県は、上部機関の指示がないのに指示を出したことを問題視し、指示の訂正と安定ヨウ素剤の回収を三春町に指示した。
福島県の対応は、有事に適用しない不適切なものと考えられるが、このようなことが今回の緊急時の最中に平然と行われていた。
残念だが、これが原子力行政の実態である。現場では当り前のことが、会議室では排除されてきた結果である。
「危険の存在を認め、危険に正対して議論できる文化を作る」
(政府事故調委員長・畑村 洋太郎)
「準備がすべて、準備したようにしか結果は出ない」
(プロサッカー選手・本田 圭佑)
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