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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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2021年11月15日

値上げできない日本


 ある社長さんから教わった。

「日経新聞(11/13)によると、」
「世界がインフレのリスクに身構えるなか、」
「日本は物価上昇の波とは無縁にみえる」
「企業物価と消費者物価の上昇率の差が開き、」
「まるでワニの口のように離れていく、とのこと」

「 10月の企業物価指数は前年同月比 8.0 %と、」
「 40年振りの上昇率となった」
「(ところが)消費者物価の上昇率は 0%台のままだ」
「米国では、30年ぶりに 6%台となっているのにね」

「なぜ日本は、(商品を)値上げできないのか?」

「そこにあるのは『賃金が上がらない』という」
「日本が抱える構造問題だ、とのこと」
「過去 30年で米国の名目賃金は 2.6倍になった」
「(一方)日本はわずか 4%増にとどまる、とのこと」

「賃金が上がらないために[需要]が弱い」
「企業は原料高を転嫁したくてもできない」
「利益が伸びず、賃金を上げられない」
「この循環から抜けられない、とのこと」

「ここからが大事なことだ(だからよく聞け)」

「世界経済を揺さぶったコロナ禍だが、」
「正常化へ動き出すいま、」
「各国経済の実力の差が際立つ、とのこと」

「日本のコロナ対策では、」
「企業(供給側)向けの給付はいろいろあるが、」
「個人(需要側)向けの給付はほとんどない」
「ここが、欧米と大きく異なる」
「日本経済も、個人消費の比率が大きいのにね」

「[需要]が不足している状況(供給過剰)では、」
「[供給]を増やしても売れない(経済は成長しない)」
「日本は 30年間、経済戦略の経済学を変えていない」
「経済学(考え方)を変えられないところに、」
「日本が抱える構造問題があるようだ」


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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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