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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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2021年11月22日

子ども施策 縦割りやめ基本法制定を


 あるシステム屋から教わった。

「毎日新聞(11/19)によると、」
「『こども庁』創設の有識者会議が、基本理念を提示した」
「子どもや子育てにかかわる視点での施策実現に向け、」
「関係省庁ごとの縦割りからの転換を求めた、とのこと」

「現在の施策は、大人の視点、」
「制度や事業を運営する者の視点で、行われている」
「(そして)縦割りによる連携不足を、課題に挙げた」
「(また)子どもの意見表明や自己決定を尊重し、」
「子育て当事者の意見も政策に反映することを、訴えた」

「(ところで)」
「システムには、[集中型]と[分散型]とがある」

「情報システムには、富岳(スパコン)とパソコンとがある」
「発電システムには、原子力発電所とソーラーパネルとがある」
「小売システムには、百貨店とコンビニとがある」
「移動システムには、鉄道と自転車とがある」

「[集中型]は大規模なため、」
「量的には[効率]が高いが、質的には[自由度]が低い」
「[分散型]は小規模なため、」
「質的には[自由度]が高いが、量的には[効率]が低い」
「両者の性格は真逆であり、相性が悪い(ときに対立する)」
「(だが)世の中は、どちらか一方では成り立たない」
「(だから)事実として、両者がいまも現存する」

「[集中型]の維持管理は、専門家が担う」
「情報は[非公開]が[原則]となる(閉鎖システム)」
「組織構造はピラミット、意思決定は縦割り、」
「利用形態は統一化される」
「(つまり)利用者より生産者が優先される」

「[分散型]の維持管理は、利用者が担う」
「情報の[公開]が[前提]となる(解放システム)」
「組織構造はフラット、意思決定は現場完結、」
「利用形態は多様化される」
「(つまり)生産者より利用者が優先される」

「歴史(長い時間軸)で見ると、」
「ときに、[集中型]が拡大し[分散型]が縮小した」
「ときに、[分散型]が拡大し[集中型]が縮小した」
「両者は、時代の要請でバランス(割合)を変えながら、」
「互いに[進化]し続けてきた」

「ここからが大事なことだ(だからよく聞け)」

「私たちは、いままで、[集中型]に軸足を置くことで、」
「経済成長(量的な拡大)を実現してきた」
「(一方で)環境問題(質的な悪化)も拡大してきた」

「いま私たちは、時代の変わり目を生きている」
「これからの時代の要請は、」
「[集中型]を縮小し[分散型]を拡大することだ」
「『こども庁』創設の要請も、時代の流れのひとつだ」
「(こう考えると)『こども庁』の立ち位置は、」
「現行ピラミッドの[外側]になるのだが・・・」


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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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