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資産運用を始めた方から、「最初に読む本として良いモノありませんか？」とよく質問を受けます。自分の過去を振り返り、その切実さを実感します。そこで、毎月最初のコラムを『読書広場』とし、おすすめ本を紹介しています。
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【出版社】 かや書房
【著者名】 澤上 篤人、渡部 清二
【出版日】 2023年03月
【価 格】 1,450円（税別）
【対象者】 中級者 （守・破・離） |
『 渡部：私は、野村證券に 23 年いました。
その経験でわかったのは、
「金融とは何か？」というと、
「簡単なことを専門用語で難しくお客さんに説明をし、
お客さんは、
『よくわからないからお金を預けますわ』となって、
金融会社にサヤを抜かれてしまうものだ」
ということです。
結果的に、そうなっています。
これは恐らくは、銀行、保険、証券すべて同じです。
澤上：俺、ずっと思っている。
金融は虚業もいいところ。
だから自分は業態としては金融をやっているけれど、
限りなく事業家的にやっているんよ。
「さわかみグループ」全体が事業家集団だよ。
渡部：私も、本当は虚業だと思っているんですよ。
本音は虚業だとずっと思っていて、
自分も金融の世界にいたから、余計に思っていて。 』
（［本文］より）
いま、金融経済（虚業）が大手を振っている。一方で、実体経済（実業）がそれに振り回されている。そんな現実のなかで、生活者として、私たち個人投資家は何ができるのか？ そうすることで、世の中をどう変えることができるのか？
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塾 長
（ピカイチ先生） |
このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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