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2023年09月04日

ウクライナ戦争の嘘
米露中北の打算・野望・本音


 資産運用を始めた方から、「最初に読む本として良いモノありませんか?」とよく質問を受けます。自分の過去を振り返り、その切実さを実感します。そこで、毎月最初のコラムを『読書広場』とし、おすすめ本を紹介しています。


【出版社】 中公新書ラクレ
【著者名】 手嶋 龍一佐藤 優
【出版日】 2023年06月
【価 格】 880円(税別)
【対象者】 中級者 (守・・離)


『 佐藤:残念ながら、いまの日本のメディアには、
  現実に立脚して情報を冷徹に分析するという視点が希薄です。
  そういう意味では、手嶋さんも私も、
  どちらが正義かといった心情をひとまず離れて、
  何が確かな事実なのかを判断の拠り所にしていますね。
  でも、これって残念ながら少数派なんですね。

  佐藤:プーチンが口にするとおり、
  「世界秩序全体の地殻変動」が起こりつつある。
  「民主主義を投げ捨て、
   無謀な戦争に走ったロシアは、
   孤立を深めている」
  といった見方に凝り固まっていると、
  戦争の霧が晴れたとき、
  地政学的に以前とは全く異なる景色が広がっているのに、
  西側世界は愕然とすることになるかもしれません。

  手嶋:十数年にわたって
  ワシントンの戦略司令部を取材してきた私からすれば、
  このウクライナ戦争を通じて露わになった
  超大国アメリカの凋落は大変に気懸りです。
  そして、アメリカ自身もさることながら、
  同盟国である日本や西欧諸国が、
  どれほどその事実に気づいているのか、
  その鈍感さはさらに気懸りです。 』 (本文より)

 いま私たちは、「時代の節目」を生きている。
 (そうだとしたら)
 ウクライナ戦争とは?


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 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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