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 暑い日が続く。二階の窓脇で蝉が鳴き、暑さを増す。20世紀を生きた記念にと、世紀末に植えた「二十世紀梨」。丈が、二階の窓まで成長していることに気づいた。

2005年08月08日

預金と個人情報


 地元の金融機関が主催する若手経営者向けの勉強会に参加した。個人情報保護法がテーマで、保護法の概要が説明された。金融機関の個人情報管理責任者が講話されたが、講演のプロではないため、理解のし易さは最悪、正直言って時間の無駄であった。他の出席者も居眠りする人が多く、『タダより時間の無駄はない』と反省した。

 金融庁の通達により、金融機関は過去に遡って個人情報の管理状況を総点検した。残念ながら地元の金融機関も、過去に保管していた個人情報の紛失が露見した。

 私個人としては、情報漏洩の経過は軽過失と判断した。しかし、過去の教訓を将来に生かしていただく必要がある。多くの金融機関は情報漏洩の記者会見で、「今後は万全を期す」と言った。金融機関の顧客の一人として、釘を刺す必要を痛感していた。個人情報の管理責任者と面する機会も少ないので、席上で挙手の上、意見を述べさせてもらった。

「金融機関は万全を期すと言われるが、万全かの判断を下すのは金融機関ではなく、顧客である我々だ。今後は万全かの判断を下すための情報公開をお願いする」と。

 我々は、金融機関にお金を預けている。同時に、お金より大切な個人情報も預けている。何処に勤め、収入はいくらで、毎月の借金返済はいくらで、どこでいくらの買いモノをしたか等々、悪用されたら日常生活に支障をきたす情報である。我々は、個人情報を守る観点からも、お付き合いする金融機関を選別する必要がある。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2005年]