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 今朝は、一面の銀世界である。冬支度を終えた木々は、平然としている。

2005年12月19日

家計の金融資産、過去最高を更新


 家計の金融資産が、6月に続き2四半期連続で過去最高を更新し1453兆7006億円となった。6月時点で1433兆円だったので、3ヶ月間で20兆円超(1.4%超)増加したことになる。年利回りに換算すると、5.6%(1.4%×4四半期)増となる。

 前年同月比で見ると、国債・財投債が40.4%増、投資信託が28.4%増、株式が25.2%増となる。一方、現金・預金が0.6%減、外貨預金が6.0%減となった。

 現金・預金が僅かな減少に対して、投資信託と株式が大きく増加したのが特徴である。国債・財投債は、6月時点では52%増であったので、伸び率はトップだが加速度は減少した。

 ここから伺えることは、
(1)現金・預金の貯蓄資産は殆ど横ばいである
(2)国債・投信・株式の投資資産が大きく伸びた
(3)投資資産の中ではリスクの小さい国債・財投債の伸びが最大
(4)リスクの大きな投信・株式の伸び率は加速した

 現金・預金の減少が小さいことから、貯蓄から投資への流れはまだ小さいようだ。余裕資金は貯蓄ではなく投資へ回すことにしたが、今ある預金はそのまま預金で、というところだろう。

 家計の金融資産が過去最高を更新。その恩恵を受けているのは、貯蓄から投資への切替を先行したほんの一部である。大方の人は、リスクと付き合うのが余程嫌いなようである。自助努力・自己責任の時代は、「リスクとは何かを考えないでいるのが最大のリスク」なのだが・・・

 これらの実情をふまえて、FP(ファイナンシャルプランナー)として何をすべきか? どのような人に何の支援ができるのか? 動かぬ人を動かすのはとても大変であり、私個人としても好きな作業ではない。「動きたいが動けない人」が私の支援対象者となる。

 自分のポリシーとして、浅く広くのお付き合いはできないことになる。顧客はFPを選ぶことができる。同様に、FPも顧客を選ばさせてもらうことになる。各個人が自分に合うFPを選択することは、自助努力のひとつと考えていただきたい。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2005年]