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シラカバの葉のつぼみが膨らんできた。薄す黄緑色の新緑が顔を出すのを楽しみにしている。
福島県いわき市にて、FP(ファイナンシャル・プランナー)仲間の勉強会で公開セミナーを開催した。講師として、澤上篤人(さわかみ投資株式会社 代表取締役社長)さん、岡本和久(I-Oウェルス・アドバイザー株式会社 代表取締役社長)さんをお迎えし、長期投資について質疑応答形式でアドバイスをいただいた。
両講師には、仙台の長期投資の勉強会(サロン・インベストライフ@仙台)でもお世話になっており、面識があった。お蔭様で、お迎え役の任をいただき、昼食を共にする機会に恵まれた。
お迎え役は、FP勉強会の代表、代表のお母さん、そして私の3名。両講師と合流して、いわき駅前のすし屋に入った。WBC決勝戦の日本対キューバの野球中継を気にしながら、株式投資について雑談を交わした。
代表のお母さんは、株式投資を50年間継続しており、現在87歳である。売買を繰り返すのではなく、購入株は長期で保有している。長期投資として、株式投資を50年続けているとのこと。
お母さんの言葉で印象に残ったものがある。「カタカナの銘柄には手を出さない」と「儲けを計算しない」の二言である。
投資とは会社の資質を買うことである。だから、何をしているか自分で理解できない会社には、手を出すべきではない。お母さんの「カタカナ」へのこだわりは、投資と投機を区別する自分なりのモノサシである。その単純明快な指標にいたく感心させられた。
「儲けを計算すると、その時が高値となり、何故かその後は値が下がってしまうの。だから、儲けは計算しないことにしているの」と、お母さんは言われる。人の記憶は、悪いことは消えていくが、いいことはいつまでも残る。儲けを計算すると、その分記憶に残る過去の閾値が高まる。結果として、後悔する機会が増える。自分の感情との付き合い方として、悪いことの入口を塞ぐことは大切である。
お母さんの言葉には、50年間の経験という重みがある。両講師の方も、深く感銘されていた。考えるネタを機会いただき、とても有意義な時間を持てた。この出会いに、とても感謝している。
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塾 長
(ピカイチ先生) |
このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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