■■■ これからが、面白い人生の始まりだ! ■■■


〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

ホ ー ム 職 員 室 学 習 室 実 験 室 図 書 室


職 員 室


はじめまして

今年の抱負

校外学習

生涯学習


コ ラ ム


おすすめ本





『生活経営セミナー』 のご案内へ

『無料メルマガ』 の登録へ

【企画・運営】
自立と創造のパートナー
ネクストライフ・コンサルティングのホームページへ

ネクストライフ・
コンサルティング




  クロッカスの花が咲いた。白・黄色・紫の花が、山からの寒風に揺れている。

2006年03月20日

FP勉強会の創設


 地元のFP(ファイナンシャルプランナー)による勉強会を立上げた。昨年の11月から準備を進めてきたものである。FP有資格者が13名、FP資格に興味のある方2名の参加をいただいた。数名しか集まらないのではと危惧していたので、多くの方に参加していただきとても嬉しかった。

 私の住む福島県相双地域は、福島県の北側に位置し、太平洋に面している。気候は温暖で雪は殆ど積もらず、自然災害も少ない。海と山の幸に恵まれ、美味しい食材が多々ある。マリンスポーツも盛んでサーフィンの全国大会も開催される。スキー場へも車で2時間で行ける。とても自然環境に恵まれた地域である。

 しかし、自然の恵みが与えてくれるのはアメだけではない。自然の恵みに慣れたせいか、この地の人は「のほほん」としている。世の中の流れも何処吹く風で、時代絵巻の中で閉ざされた一国の経済感に強く依存している。

 だが、現実社会は容赦なく変化している。こんな中、相双地域は新しい時代から大きく取り残されている。

 社会変化が激化する中、家計は変化への適応を迫られている。しかし、金銭教育も受けずに育った多くの人は、「貯蓄から投資へ」の合言葉のもと、群集心理に突き進むことになる。残念ながら、そこには明るい未来は見えない。

 家計の自立を支援する体制の有無は、地域の生き残りを左右する。経済を支える大黒柱は個人消費である。成熟経済のこれからは、個人消費の比率は更に増す。もし自立できない家計が増えれば、個人消費は減り、その地域の経済は縮小・衰退することとなる。

 こんな状況の中、相双地域に在住するFP仲間のコミュニティを創設できたことの意味は大きい。税理士や社労士などの専門家、郵便局や保険会社などの実務家、と様々な専門職の方の参加をいただいた。

 これからの新しい社会におけるFPの役割の重要性や使命を肝に命じ、参加者の自己研鑽の場であり、参加者の交流の場であり、地域貢献の活動の場である、明るく楽しいコミュニティに発展させたい。元気な相双地域を夢見ながら・・・・。

ピカイチ先生のプロフィールへ
塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
 メルマガ「ピカイチ生活経営便り」では、生活経営に役立つ情報をお届けします。


前へ   一覧へ  次へ
[2006年]