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 苺の実が大きく膨らみ出した。赤く色着くのも間近である。鳥との苺争奪戦が間もなく始まる。

2006年05月29日

工業立国から金融立国へ


 2005年度の国際収支状況の速報が財務省より発表された。海外とのモノやサービスなどの取引状況を示す経常収支の黒字が、18兆9213億円(前年度比3.9%増)で3年連続で過去最高を更新した。

 自動車や電機製品などのモノの輸出による貿易収支が、9兆5888億円の黒字(前年度比27.1%減)と大幅に減少した。一方、海外投資による受取利子や配当による所得収支が、12兆5634億円の黒字(前年度比30.3%増)と大幅に増えた。

 年間収支において、所得収支が貿易収支を大きく上回った。国際収支を見る限り、日本は貿易輸出国(工業立国)から金融立国へ移行したことになる。

 日本経済が成長期から成熟期へ移行するにともない、社会も大きく変わりつつある。経済成長の恩恵により物不足が解消され、生活必需品は各家庭に行き渡った。物欲が満たされた我々は、次に自分の存在価値を求め始めている。

 物欲から自己価値の確立へ、我々の欲求は進化しつつある。残念ながら、その進み具合は人それぞれである。価値観も人それぞれ、だから目標(ゴール)も人それぞれである。ただひとつ共通することは、目標も満足度も自分で決める必要があり、他人に委ねられないことである。そのことに気づいているかが、様々な格差の源になっていると感じる。

「自立」。経済的自立、精神的自立、健康的自立・・・・・。これからの時代、大切なキーワードである。社会の価値観が変わりつつある今、社会ルールも変わる。環境変化に順応するには、環境変化より半歩先を歩む必要がある。そのことに何時気づくかが、大きな格差を生むことになると最近強く感じている。

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 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2006年]