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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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【 モッコク 】

冬の陽射の中、
モッコクの新芽が真紅に輝く。
濃厚な緑の葉の中で、
燃えさかる炎のようである。
生への真剣さを感じる。
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2007年01月15日

引退できないシルバー層


 確定拠出年金(DC年金)で先行する米国において、懸念していた問題が起きている。運用成績の差により十分な年金額が受取れなくなってしまい、「引退できない」シルバー層が大量に誕生してしまった。

 この問題は他人ごとではなく、われわれの将来をも予見している。確定拠出年金では、運用責任は従業員であるわれわれにある。しかし、福利厚生担当者がお膳立てした1日くらいの年金セミナーで、運用ができるほど金融市場は甘くない。

 残念なことに、日本でも同様なことが起きる可能性が高い。現在、40歳台より若い方がリタイア時期を迎えるとき、「引退できない」シルバー層になる人がどのくらい誕生するのか?

 多くの日本人は、お金の教育を受けずに社会人になる。社会人になり一家を構え独立すると、お金の収支を管理し生活のやりくりをはじめる。

 お金の管理のしかたには、フロー管理とストック管理の2つがある。家計簿で管理する生活のやりくりはフロー管理である。一方、貯えとして持つ資産を運用するのがストック管理である。

 多くの日本人は、日常の生活でやりくりをしながらフロー管理を学んでいる。しかし、20年後という将来をつくるのはストック管理であり、こちらについては学ぶ機会が少ない。

 引退時の老後資金は、現役時代の役職や報酬で決まるものではない。現役時代にどれだけ資産運用を学び、どんな判断をしたかであるのだが・・・・

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 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2007年]