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【 スイセン 】
今朝は雪。
満開となった水仙も、
ちょっと寒そうだ。
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わが家の四季ヘ |
明日4月1日、小麦の卸売価格が30%値上げされる。これにともない、ラーメン、スパゲッティ、パンなどの小麦製品も値上げされる。
輸入小麦は政府が一括管理して、製粉会社に卸している。卸売価格は輸入価格を考慮して年2回(4月と10月)改定される。
昨今の穀物(小麦・大豆・トウモロコシ)の価格上昇は加速しており、小麦の輸入価格はここ1年で倍になっている。今後、より大幅な値上げが予想される。
穀物価格上昇の背景には、地球規模での食糧不足とい現実がある。人口増加、食生活向上、干ばつ、バイオ燃料など複数の要因がある。
いま日本は小麦の87%を輸入に頼っている。一方、世界で流通する小麦は総生産量の17.4%である。天候不順により生産量がちょっと減っただけで、小麦の輸入が困難になる。日本以外の国の需要がちょっと増えただけで、小麦の輸入が困難になる。
地球上の全人類がいまの日本の生活水準を維持するには、地球がもうひとついる。われわれは世界的な食糧不足という現実を認識し、将来の生活経営を見据える必要がある。そのためには、食文化も変える覚悟がいる。
幸いにして、私たちが馴染んでいる和食は穀物消費の効率が良い(牛肉1Kgには11Kgのトウモロコシの餌が必要)。お米も国内生産で十分まかなえる。食文化を洋食から和食に変えることは、食品値上げと食糧不足に備えることになる。
「和食化」はわが家の生活経営の重要戦略のひとつである。生産側への投資である「米農家支援」と、消費側への投資である「和食化」は、食糧不足という地球規模の問題への備えである。
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塾 長
(ピカイチ先生) |
このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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