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アベリアの葉が、
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白樺との対比が綺麗です。
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2010年12月27日

23年度国家予算と家計


 来年度の国家予算が決定した。新規国債(新たな借金)は、見込税収より多い44兆2890億円。借換債(償還となる分の借金)は111兆2963億円(8.5%増)。財投債も合わせ、国債発行額は約170兆円となる。

 国債は市場で販売される。売れ残ると歳入不足となるので、販売活動も必死である。個人向け国債の仕様も変更される。

 歳出の主なものは、年金・健康保険・介護の社会保障である。年金の歳入は50%が税金であるが、厚労省が財源不足でギブアップした。取り急ぎ来年度分は埋蔵金をあてたが、それ以降の分のあてはない。

 年金給付額を5年ぶりに物価スライド分も引き下げるが、財源不足の解消にはほど遠い。歳入側も歳出側も抜本的な改革が必要である。

 年金制度の破綻は、最近になって急浮上したコトではない。人口構成の変化(少子高齢化)が原因であり、10年以上も前から抜本的改革の必要性を専門家は指摘していた。

 だが私たちは国民は、増税と年金削減を拒否し、その意を汲んだ政治家がこれを阻止してきた。「官僚が悪い、政治家が悪い」と他人を悪者にする声も聞こえるが、もとの原因は私たち国民にある。

 年金制度の抜本的改革は待ったなしである。私たち国民が傷みを受け入れ、その現実に各家計は対応していくことになる。

 最早、「国がなんとかしてくれる」とか「私は知らなかった」などの『甘え』は許されない。「どうにかなるさ」などの『現実回避』も許されない。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2010年]