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2012年05月21日

ギリシャ問題とキャッシュフロー表


 ギリシャが財政再建を苦に、再選挙となった。ユーロ通貨への信用不安が広がり、世界同時株安も起きた。「百年に一度」の金融危機が、ジワジワとわが家に迫るようだ。

「百年に一度」、1年間を対象にすれば発生確率は1%となる。対象期間が2年間ならば2%、10年間ならば10%、60年間ならば60%となる。

 FP業務では、生涯の収支計画としてキャッシュフロー表を活用する。生涯計画となると、対象者が20才の場合には期間が60年を越える。最早、「百年に一度」の遭遇を前提にするのが現実的である。

 一方、キャッシュフロー表は過去の延長(演繹法)で将来をシミレーションする。このため、「百年に一度」のような転換点がないことが前提となる。キャッシュフロー表では、大きな変化へ対応できない。

 最悪の場合、わが家の環境はどう変わるのか?
 そのときに、自分たちでやれることは何か?
 そのために、いま備えておくことは何か?

 わが家では、最悪シナリオを想定している。大きな変化に遭遇しても、生き残るのが目的だ。常日頃から考え、平時にはムダなことを積み上げている。

 原発事故により、わが家は一歩先に転換点をひとつ受け入れた。この経験から言えることは、時代の転換点では「本質」のみが残ることだ。

「本質」を見極めるには、自分の頭で考えるしかない。どうなるかわからない将来(正解のない問題)に対して、どうするかは自分の頭で考え、決断するしかない。

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2012年]