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2013年01月28日

スーパーのPB商品と企業哲学


 大手スーパーのPB商品が拡大している。南相馬の3つのスーパー(セブン&アイ系、イオン系、CGC系地元スーパー)でもPB商品が急増している。

 セブン&アイとイオンでは、企業哲学の違いからPB商品への取り組みも異なる。(日経新聞1/22より)

 セブン&アイの鈴木会長は、「セブンに最高の商品を作ってくれないか」とメーカーに投げかける。「品質を高め、実質的に価格を下げる」という思想だ。

 イオンの岡田社長は、「消費増税後は再びディスカウントストアとの競合が激化する。しっかり価格対応しろ」と社内会議で檄を飛ばす。「なぜ企業規模を拡大するのか? 価格決定権をメーカーから奪うためだ」と常々語ってきた。

 士農工商。セブン&アイは「職人魂」が、イオンは「商人魂」が、消費者の支持の源泉だ。

 地元スーパーも負けていない。PB商品の品揃えでは勝てないが、地元民の心をつかむイベント企画力、商品陳列力では断トツである。

「今日は力を入れ過ぎ、お刺身を作り過ぎました。いつもより早く、いまから値下げ販売を始めます」との元気な店内放送に、お祭り好きな私は喜んで衝動買いした。

 士農工商。地元スーパーは「農民魂」、毎日のお祭りが消費者の支持の源泉だ。

 南相馬のスーパーの取組も、三社三様だ。商品企画も、イベント企画も、安全対策も、多様化が進む。だが、「消費者が主役」の思想は共通する。規制管理下での横並びを得意とする「武士魂」のスーパーが活躍できないのも、時代の要請のようだ。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2013年]