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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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【 シラカシ 】

シラカシが新緑に覆われました。
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2013年06月24日

内の多様性と、外の統一性


 高2の娘が、携帯電話の機種変更を願い出た。最新型スマホを希望するが、兄と同じ機種で、割安になった旧型スマホを逆提案する。間髪入れずに、優しく説得するように、娘が切り返す。

「みんな同じ(機種)では、新しい発見がないよ」と。

「なるほど」と納得しながら、「価格が高い」と話をずらし、解決を先送りした。

 わが家の携帯利用は、auに一本化している。携帯利用をひとつのシステムと考えると、内の多様性(機種の多様性)と外の統一性(auで統一)を娘は主張してきた。

 ある新聞記事を思い出した。成熟した市民社会における企業と個人の関係にあって、個人は労働者であり、消費者であり、地域住民でもあり、さらに株主でもある。(日経新聞2013.5.25より)

 企業に対峙する個人をひとつのシステムと考えると、内の多様性(立場の多様性)と外の統一性(価値の統一性)が必要となる。

 変革の時代、多階層のシステム(組織も個人も道具も)で変革が強いられる。変革の実現には、内の多様性(思考の多様性)と外の統一性(接合の統一性)が必要となる。

 一方、私たちは変革への拒絶反応も併せ持つ。過去の常識に囚われ、既得権を主張し、それらの保護を社会へ求めてしまう。内の統一性(常識・既得権の統一性)を固持すべく、外へ多様性(保護の多様性)を求めてしまう。

「みんな同じ(機種)では、新しい発見がないよ」

 娘の一言に、頭を小突かれた。「変革の時代、チョンマゲ頭(みんな同じ、いつも同じ、どこでも同じ)では生き残れないよ」と。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2013年]