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2013年08月26日

お金は価値の尺度であるって、本当?


 高校の家庭科教科書を見せながら、帰省した息子(大2年)に質問を続けた。

「お金の役割の2つ目に『価値の尺度』がある」
「商品の価値を、お金という尺度ではかることができる」
「日本のお金の単位は『円』」
「だから、商品の価値を『円』で表記できる」

「さて、お金のどこに、『円』を使わせる権限があるのかな?」

沈黙が続く。しばらく考えさせた後、話を続けた。
「実は、お金には『円』を使わせる権限はない」
「売り手が、勝手に、商品の価値の尺度を決める(選ぶ)」

「『ドル』が欲しい売り手は、『ドル』で表記する」
「『ユーロ』が欲しい売り手は、『ユーロ』で表記する」
「日本国以外では、『円』で表記されていないのが普通だ」

「会員ポイントが欲しい売り手は、『ポイント』で表記する」
「『円』を欲しいと思わない売り手は、『円』で表記しない」

「ところで、いまお前が着ている服はいくらかな?」
「その服が欲しいのだが、値札がないので困っている」
「なぜ値札を付けていないのかな?」

「売る気、つまりお金と交換する気がないからだよね」

「世の中には、お金で価値を表記していないモノが多い」
「利用者(売り手)が、」
「『お金より価値がある』と判断しているからだ」

「モノの価値は、利用する人の主観で決まる」
「モノと自分とのかかわり方で決まる」
「お金(客観)で表記した価値より、」
「高い人もいれば、低い人もいる」

「だから、」
「世の中の一部で、売買(お金とモノとの交換)が成立している」

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2013年]