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2013年09月09日

お金には貯蔵する機能があるって、本当?


 高校の家庭科教科書を見せながら、帰省した息子(大2年)に質問を続けた。

「お金の役割の3つ目に『価値の貯蔵』がある」
「お金を家にしまっておいたり」
「銀行に預けたりするなどして」
「価値を貯蔵しておくことができる」

「さて、お金には消費期限はないのかな?」

沈黙が続く。しばらく考えさせた後、話を続けた。
「実は、お金にも消費期限がある」
「約80年周期で金融危機が起こっている」
「そして、お金(紙幣)がモノ(紙)へ帰っている」

「大切なのは、なぜ歴史は繰り返すかだ」

「いま、湖畔の小さな村に漁師がいる」
「漁師は、湖の魚を捕り、生計を立ている」
「毎日、自分が食べる分と、近所の仲間へ配る分の魚を捕る」

「ある日、遠い町から、男が魚を買いに来た」
「その男は、魚と交換に紙幣を1枚くれた」
「紙幣10枚で、より多くの魚を捕る道具と交換するとのこと」

「漁師は、紙幣10枚を貯め、新しい道具を手に入れた」
「毎日の漁獲量は2倍に増えた」
「自分の食い分、仲間へのお裾分け、残りは紙幣と交換した」
「毎日、紙幣が貯まっていった」

「ある日、漁師は気づく」
「湖の魚が減り、魚が捕れない」
「一方、手元には大量の紙幣がある」

「私たちには『手段を目的とする』悪い癖がある」
「お金は、自分の好意(商品)を、自分の夢へ交換する道具だ」
「ところが、」
「自分の夢を忘れ、手段(お金)が目的のゲームを始める」

「やがて(約80年後)、私たちは過ちに気づく」
「限りある資源を、先取りして、」
「お金へ変換する競争をしていたことに」
「そして、ひとつのゲームを終わらせ、新しいゲームを始める」
「このとき、昔のお金(紙幣)はモノ(紙)へ帰る」

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2013年]