■■■ これからが、面白い人生の始まりだ! ■■■


〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

ホ ー ム 職 員 室 学 習 室 実 験 室 図 書 室


職 員 室


はじめまして

今年の抱負

校外学習

生涯学習


コ ラ ム


おすすめ本





『生活経営セミナー』 のご案内へ

『無料メルマガ』 の登録へ

【企画・運営】
自立と創造のパートナー
ネクストライフ・コンサルティングのホームページへ

ネクストライフ・
コンサルティング



【 ブルーベリー 】

ブルベリーの葉が真っ赤です。
寒さに負けず、
燃えています。
原寸大の写真へ
わが家の四季ヘ
2013年10月28日

新幹線の車内清掃と消費者


 東京駅の新幹線ホームで、列車の到着を待っていた。列車が到着すると、車内清掃が行われ、折返し運転となる。

 車内清掃の迅速さは、現場の清掃員が努力をコツコツと積上げた結果である。段取の良さ、道具の機能性、異常時の協力体制など、学ぶことが多い。現場は背中で語るので、観察力が欠かせない。

 お客全員の降車を待ち、現場の清掃員が車内へ突入する。時間との勝負だから、1秒も無駄にできない。その機敏な動きと同時性は、全車両へ一斉突入となる。

 目の前の清掃員だけ、ホームで待機している。車内に残っているお客の様子を、窓越しに確認している。赤ちゃん連れのお母さんが、乳母車に子を乗せ、降りる準備をしていた。

 一緒に様子を見ていた娘(高2)に質問した。
「車内清掃の迅速さは、素晴らしいね」
「清掃員の努力の結晶だね」

「ところで、この迅速さを見て海外の人は驚くそうだ」
「自分の国では、こんなことできないとね」
「なぜ、海外ではできないのかな?」

 海外経験のない娘が即答した。
「すぐに降りないお客が多いから」

「正解! 冷房の効いた車内は居心地がいいとか言ってね」
「床を汚す人が多いので、清掃も大変だそうだ」

「ここからが大切なことだ(だから聞き漏らすな)」
「サービス業は、生産者と消費者との共創作業だ」
「(だから)高度なサービス業では、生産者も消費者を選ぶ」

「これからは、サービス業がどんどん高度化する」
「(結果として)消費者は、生産者から選ばれる機会が増える」
「サービス業を共創する仲間(他の消費者)からも選ばれる」
「(私たちは)消費者として、選ばれる準備も欠かせない」

ピカイチ先生のプロフィールへ
塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
 メルマガ「ピカイチ生活経営便り」では、生活経営に役立つ情報をお届けします。


前へ   一覧へ  次へ
[2013年]