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ナツツバキが咲きました。
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2014年06月30日

中国の金属担保融資と原発事故


 欧米系銀行が中国での金属を担保とした融資への懸念を強めている。(中略)貿易会社が保管していた銅やアルミに、不正に二重の担保が設定されていたことが発覚し、不良債権化の恐れが浮上しているためだ。(2014/06/18日本経済新聞より)

 中国では、融資時の担保として金属が設定される。いざというときに、土地では持ち運べないからだ。

 いざというときに持ち運べないモノは、[財産]でない。あるユダヤ人の言葉である。わが家のバランスシート上の[資産]を眺め、[財産]となるモノを再確認した。

 お金は[財]ではない。[財]とは、お金[貝]にかかわる才覚[才]だ。ある人から教わった言葉だ。確かに、才覚なら持ち運べる。自己投資の大切さを再確認した。

 とは言っても、マイホームはわが家の[資産]の大半を占める。国を信じ、定住する限り(いざとい事象が起こらない限り)、土地は[財産]と見なせるからだ。国が土地の所有権を保障しているからだ。だが、原発事故でその保障が崩れた。

 原発事業を遂行する人たちにとって、原発事故は[想定外]だ。事故は予測できた(予測内)が、起きそうもないので、備えはやらない。誰が、どんな理論と前提で、そう判断したのか、被害者として経緯を知りたい。

 原発事故の被害者にとって、原発事故は[予想外]だ。わが家が原発事故に襲われるとは、想いもつかなかった。気にもしなかった。日々、悔しさが積もる。自分の未熟さ(世間知らず)への悔しさだ。

 土地本位が崩れた[現実]と、土地本位を前提にした[社会システム]。両者の矛盾が、経済的にも、物理的にも、精神的にも、日々わが家を小突く。ひとつ対応を誤ると、わが家も崩壊する。毎日が真剣勝負である。

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 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2014年]