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2015年09月14日

「予定」と「想定」を使い分ける


 ある社長さんへ伝えた。

「わが社では、月例セミナーを開催しています」
「毎月の開催が欠かせないので、準備(段取)が重要です」
「月例セミナーの準備は、会場の確保から始まります」
「(いま)来年の4月分の会場確保に着手しています」
「(既に)来年の3月分まで、場所と日時が決定しています」

「(一方)セミナーの題目は、1週間前に決定します」
「時事に合った内容にするため、」
「開催日の直前まで内容を決定できないからです」

 すると、社長さんが

「[予定]と[想定]を上手く使い分けているね」

「会場確保に必要な技能は[予測]だ」
「いまの延長線で、考えればいいからね」
「過去の経験を数値化して、確率で未来に備える」
「(つまり)[上り坂]と[下り坂]への備えだ」

「(だが)現実には、数値化できない事象も起こる」
「これらの事象に対応するには、[想定]が必要だ」
「いろいろな事象を想像して、」
「万一それが起きたときどうするかを考えておく」
「(つまり)[まさか]への備えだ」

「ここからが大事なことだ(だからよく聞け)」

「人間は、現実の一部しか理解(経験)していない」
「(だが)人間はときに、」
「現実の全てを理解している(できる)と傲慢になる」

「未来への備えが[予測]に偏重し、[想定]を怠る」
「(結果として)[上り坂][下り坂]への効率を優先し、」
「[まさか]への機転を退化させる」

「(だが)忘れたころに[まさか]が起こる」
「(人間は)[まさか]が起こるまで[予測]を深化させる」
「[まさか]は必ず起こるが、」
「いつ起きるかを[予測]できないだけなのにね」

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2015年]