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2016年08月15日

僕たちは、「伝統」の中で学んだ


 高校時代の話である。

 高校では、体育祭と文化祭とが毎年交互に行われた。私は、2学年のときに体育祭を、1学年と3学年のときに文化祭を体験した。

 体育祭は、『族』で競われた。各学年はA組からH組までの8クラス。これを縦割りにし、1年C組、2年C組、元2年C組が『C族』となる。A族からH族までの、8族で競い合った。

 体育祭の目玉のひとつに、8枚のベニヤ板を組み合わせた巨大な立看板づくりがあった。縦横3.6mの巨大キャンパスに、『族』のシンボルを描き、来賓者に採点してもらう。

 ルールは単純、「図柄の題目が各族の頭文字で始まる」こと。C族の題目は「コロンボ刑事」、F族の題目は「藤娘」であった。

 放課後の立看板づくりは、2学年が中心で行う。題目を決め、図柄を起こし、部材を調達し、作業を分担し、進捗を管理した。他族への情報漏えい対策や、他族への諜報活動も行った。

 体育祭が初めての僕たち(2学年)は、3学年に指導を受けながら、1学年に指示を出す。3学年は、1学年のときに指示された作業と、指示を出す先輩の姿を思い出し真似ながら、僕たちを指導する。

 指導する3学年も、指示する2学年も、指示される1学年も、皆が初めての体験である。僕たちは、『族』の伝統を道しるべに、初めての道を前へ前へと進んだ。

 立看板づくりは、3ヶ月以上も続いた。その体験から、僕たちはそれぞれに学んだ。

 僕たちは、当たり前に、先輩の[背中]を追った。
 僕たちは、当たり前に、後輩へ[背中]を残した。
 僕たちは、当たり前に、[伝統]の中で学んだ。

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2016年]