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2017年02月20日

原発避難時の資産と財産、「医・職・学」


 原発避難から教わった。

 避難生活を始めてから2週間が過ぎた。東京の実家に、家族4人で身を寄せている。「これからどうするか?」「これからどうなるのか?」 何もわからないまま、毎日、家族の居場所を探していた。

「避難先で、[通院先]を見つけてください」

 通院していた病院が、閉鎖した。持病の薬が底をつき、避難先で最寄りの内科医を訪ねた。処方箋の控えを持参していため、事なきを得た。通院先という既得権は、昔の思い出と化した。

「避難先で、[勤務先]を見つけてください」

 多くの会社が、一時休業した。再開の目途はない。わが家の自営業も、一時休業している。多くの人が、勤務先を失った。勤務先という既得権は、昔の思い出と化した。

「避難先で、[通学先]を見つけてください」

 新学期が始まった。息子(高3)と娘(中3)が通う学校が、閉鎖した。子どもの学校探しが急務となった。通学先という既得権は、昔の思い出と化した。

 永久的な[システム]はない。時代に合わせて、システムは変化する。ときに大きく変化して、利用者を慌てさせる。

[制度]も、システムのひとつだ。(だから)制度を前提とした権利や契約は、ときに大きく変化する。無効化することもある。

『持ち運べないモノは、[財産]ではない』

 避難時、『医』の資産[通院先]は、財産ではなかった。
 避難時、『職』の資産[勤務先]は、財産ではなかった。
 避難時、『学』の資産[通学先]は、財産ではなかった。

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2017年]