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2025年09月29日

「金は炭鉱のカナリア」


 日経新聞(9/23)によると、
 「金は『炭鉱のカナリア』として注意を払うべきだ」
 グリーンスパン氏(元 FRB 議長)がそう語ったのは
  2010 年 9 月だった。

 ドル、ユーロ、円など
 主要 5 通貨の為替レートはゼロサムゲーム。
  5 通貨全ての価値が落ちる際には行き場を失う。
 その時相対的に価値が上がるのは金だ、と。
 「我々はそれを目撃しつつある」

 危機のたびに財政拡大と金融緩和を重ね、
 主要国の債務は膨張の一途にある。
 国家が打つ手を失うにつれ、
 頭をもたげるのが紙幣の増刷が止まらくなる懸念だ。
 不測の事態への「保険」として
 金に視線が向かっている。

 大きな時代の振り子は、
 米ダウ工業株 30 種平均をニューヨーク金価格で割った
 「ダウ・金倍率」から見てとれる。
 倍率が高く、資本市場が力強くみえたのは 1999 年まで。
 当時は 40 倍を超えた倍率が、足元では 12 倍だ。
 各国で株価が最高値というものの、
 金から見れば減価している。

 この倍率は過去 30 〜 40 年の波で動いてきた。
 山から谷に向かう前回の変動は
  1970 年代でニクソン・ショックが起き、
 その前は大恐慌だ。
 過去 2 回は倍率が 2 倍割れまで下がり、
 通貨制度 が大きく揺らいだ点で共通する。

 グリーンスパン氏はカナリアに例えた際、
 金でしか対外 決済 ができなかった戦時下のドイツをひもとき、
 金は「究極の 決済手段 」だと説いた。
 それから 15 年。
 金が発する警鐘の音は一段と大きくなっている。

           --- ここまで新聞記事より抜粋 ---

 ここからが大事なことだ(だから自分の頭で考えて)。

 いまの「株価上昇」は、「通貨安」の結果だ。
 いまの「金価格上昇」は、「通貨安 + 通貨不安」の結果だ。

(そうだとしたら)
 いま「世界の通貨体制」で何が起きているのかな?
 (これから「世界の通貨体制」はどうなるのかな?)


【参考】この記事の解読には、以下の書籍が参考になりました。
 『トランプドルの衝撃
   ベンジャミン・フルフォード (2017/04/30)
 『金は下がったら買う。トランプはドルを切り下げる
   副島 隆彦 (2025/02/10)


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 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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